根切鋏は、盆栽の植え替えで根を切り詰め、根鉢を整理するための道具です。細い根を切りそろえる鋏型と、太めの根を挟んで切る根切り型を、根の太さや硬さに合わせて使い分けます。
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根切鋏の用途
植え替えでは、根かき・根さばきで古い用土を落とし、根の状態を確認してから、長く伸びた根などを切り詰めます。細い根を切りそろえる作業には鋏型、硬い根や鋏では切りにくい根の処理には根切り型を、道具の切断能力に合わせて使います。
盆栽鋏には、根の剪定にも使える製品があります。根の作業では土や砂が刃に触れやすいため、枝葉用と根用を分けておくと、枝葉用の鋏の切れ味を保ちやすくなります。
根切鋏の選び方
まず、切る根の太さと硬さに合う刃を選びます。 細い根を少しずつ切りそろえるには、根にも使える鋏型が便利です。鋏では切りにくい根には根切り型を検討し、メーカーが示す切断能力を確認しましょう。刃長と、切れる根の太さは同じではありません。
次に、刃を切りたい位置へ入れられるかを確認します。全長だけでなく、刃の長さや厚み、持ち手の握りやすさも見て選びましょう。小さい根鉢や細かな部分では、小型で扱いやすいものが候補になります。
素材は、手入れのしやすさとさびにくさで比べます。鋼製は使用後の汚れ落としと防錆の手入れが必要です。ステンレス製はさびにくさを優先したい人の候補になりますが、土や水分を残したまま保管しないことは共通です。
根切鋏の商品紹介
| 製品 | 全長 | 素材・形 | 主に選ぶ場面 |
|---|---|---|---|
| 兼進 盆栽鋏 小 No.40J | 160mm | 鋼・鋏型 | 細い根を切りそろえる |
| 兼進 ステンレス盆栽鋏 小 No.833 | 160mm | ステンレス・鋏型 | さびにくさを重視して細い根を剪定する |
| 兼進 根切 中 No.13A | 210mm | 鋼・根切り型 | 鋏では切りにくい根を、切断能力の範囲内で処理する |
No.40JとNo.833は、根の切断にも使える盆栽鋏です。楽天市場では同じ商品ページに掲載されているため、注文時に鋼製の「No.40J」か、ステンレス製の「No.833」かを選んでください。
兼進 盆栽鋏 小 No.40J
全長160mm、刃長55mmの鋼製盆栽鋏です。輪状の持ち手を備えた小型の鋏で、根の剪定にも使えます。根をほぐした後、細い根や長く伸びた根を切りそろえる作業に向いており、根の作業用として鋏を分けて用意したい人の候補です。
兼進 ステンレス盆栽鋏 小 No.833
全長160mm、刃長55mmのステンレス製盆栽鋏で、No.40Jと同じ大きさのモデルです。根の剪定にも使え、鋼製よりもさびにくさを優先したい場合に向いています。細かな根を切りそろえる鋏を、手入れのしやすさで選びたい人の候補です。
楽天市場で兼進 ステンレス盆栽鋏 小 No.833を見る(ステンレスを選択)
兼進 根切 中 No.13A
全長210mmの鋼製根切りです。短い刃が向かい合う構造で根を挟んで切り、鋏型では切りにくい根の処理に使います。メーカーが示す切断の目安は約4〜7mmです。根の硬さによっても切りやすさは変わるため、強い力が必要な場合は無理をせず、より大きい根切りに持ち替えます。
根切鋏の使い方と手入れ
根を切る前に用土をほぐし、切る場所の土や小石を取り除きます。砂や小石を刃に挟むと刃こぼれの原因になります。樹を安定させ、切りたい根を確認しながら、少しずつ作業しましょう。
刃を入れたまま道具を横にねじったり、根を引きちぎるように動かしたりしないようにします。切りにくい場合は一度刃を抜き、位置を変えるか、切断能力の合う道具へ持ち替えます。針金には使わないでください。
植え替えの時期や切り詰める根の量は、樹種と樹の状態に合わせます。作業中は根を乾かさないようにし、細い根を一律に切り落とさず、残す根を確認しながら整理しましょう。
使用後は刃や支点まわりの土と水分を取り除き、十分に乾かして保管します。鋼製は刃や支点に薄く防錆油を塗り、次回使う前に余分な油を拭き取ります。ステンレス製も汚れ落としと乾燥を行い、刃こぼれやかみ合わせの不具合がある場合は、メーカーや販売店に相談しましょう。
植え替えの実例を、こちらの動画で紹介しています。
植え替えに使うほかの道具は、盆栽道具の一覧でも紹介しています。







