根かき・根さばきは、盆栽の植え替えで古い用土を落とし、絡んだ根をほぐす道具です。根鉢の大きさや根の込み具合に合わせて、爪の本数と先端の形、扱いやすい大きさで選びましょう。
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根かき・根さばきの用途 / 選び方 / 商品紹介 / 使い方と手入れ
根かき・根さばきの用途
鉢から抜いた根と土のかたまりを「根鉢」といいます。根かき・根さばきは、この根鉢から古い用土をかき出し、絡んだ根をほぐして、植え替えに必要な根の整理をしやすくするために使います。
「根かき」「根さばき」「根捌き」は、同じ種類の道具の名前として使われています。名前だけで用途を分けず、爪の本数や先端の形を見て選びましょう。
根かき・根さばきの選び方
まず、根の込み具合と作業する場所に合う爪を選びます。 1本爪や2本爪は、密に張った根を少しずつほぐす作業に向いています。3本爪は、根が比較的ほぐれやすい部分を幅を持たせて梳き、効率よく土を落としたいときに選びます。
次に、根の間へ先端を入れられるかを確認します。小さい根鉢や細かな部分には、先端が細く、小回りの利くものが便利です。全長だけでなく、爪の太さや曲がり方、持ち手の握りやすさも見て選びましょう。
素材は、重さと手入れのしやすさで比べます。鋼製は防錆の手入れが必要です。ステンレス製はさびにくさを優先したい人の候補になります。アルミ製も含め、実際の重量や持ち手の形を確認して選びましょう。
根かき・根さばきの商品紹介
| 製品 | 爪の本数 | 素材・形 | 主に選ぶ場面 |
|---|---|---|---|
| 兼進 根捌き No.56 | 1本 | 鋼・木柄・フック型 | 狙った場所を少しずつほぐす |
| 喜久和 アルミ根かき棒 2349 | 1本 | アルミ・先細りの棒状 | 根の隙間の土を細かくかき出す |
| 喜久和 木柄ステンレス根かき 2340 | 3本 | ステンレス・焼木柄 | ほぐれやすい部分を幅を持たせて梳く |
兼進 根捌き 1本爪 No.56
全長210mmの鋼製1本爪で、木柄を備えています。鋼の部分が持ち手の下部まで通って固定されている構造です。込み合った根の間へ狙って爪を入れ、固く締まった部分を少しずつほぐす作業に向いています。
喜久和 アルミ根かき棒 1本 2349
全長170mm、重さ約50gのアルミ削り出しの根かき棒です。まっすぐで先へ向かって細くなる形をしており、根の隙間に差し入れて土をかき出す細かな作業に使えます。小ぶりな棒状の道具で作業したい人の候補です。
喜久和 木柄ステンレス根かき3本爪 2340
ステンレス製の3本爪と焼木柄を組み合わせた根かきです。根鉢の外周や底面など、根が比較的ほぐれやすい部分を複数の爪で梳き、広い範囲の土を効率よく落としたい場合に向いています。
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根かき・根さばきの使い方と手入れ
樹を安定させ、根鉢の外周から少しずつほぐします。強い抵抗を感じたら、一度爪を抜いて位置や角度を変えましょう。3本爪が強く引っかかる部分では1本爪などに持ち替え、根を無理に引きちぎらないようにします。
落とす土や整理する根の量は、樹種と樹の状態に合わせます。作業中は根を乾かさないようにし、根を切る場合は土や小石を取り除いてから根切鋏などを使いましょう。
使用後は土と水分を取り除き、十分に乾かして保管します。鋼製の爪は薄く防錆油を塗り、次回使う前に余分な油を拭き取ります。木柄は水に漬けたままにせず、ステンレス製やアルミ製も汚れ落としと乾燥を行いましょう。爪の曲がりや柄の緩みがあれば、メーカーや販売店に相談します。
植え替えの実例を、こちらの動画で紹介しています。
植え替えに使うほかの道具は、盆栽道具の一覧でも紹介しています。







